雨予報には傘よりゴミ袋?
メモリアルウィーケンドが終わると毎年不思議と晴れ渡るボールダー。アメリカではメモリアルデーを「非公式な夏の始まり」と呼んでいて、今週まさに夏がスタートしました。(ちなみに9月第一月曜日のレイバーデーが「非公式な夏の終わり」です)
ボールダーの典型的な夏の一日は、朝から晴天 → 14時前後にスコールのような夕立 → また晴天 → 美しい夕日、という具合です。ですから、観光でいらっしゃる方はなるべく午前中にロッキー山脈観光にいらして下さい。午後ですとザーッときますので。
さて、豪雨とともに幕を閉じた10Kマラソンボルダーボールダーですが、閉会式会場の外で不思議な光景を目にしました。
もともと年間300日以上が晴天のコロラドでは、まず傘を持つ習慣がなく、お店にもほとんど取扱がありません。晴天だからといって日傘文化もありません(むしろ日焼けがステイタス)。多少の通り雨くらいなら「気持ち良いね〜」と言わんばかりに濡れて歩きます。
ただ、この日の雨は文字通りバケツをひっくり返したような雨。予め天気予報をみんなチェックしていたと見え、さすがのコロラド人も外に出る前に鞄の中をゴソゴソしてます。「お、今日ばかりは傘でもさすのかな?」と思って見ていたら、取り出したのは家庭用の大きなゴミ袋。お父さんが手慣れた感じでゴミ袋を逆さにし、底の方に3つ穴を空け、スポッと子どもの頭から着せています。鞄には家族人数分のゴミ袋が用意してあるそうです。
「そんなのかっこ悪いからヤダー」とか子どもが言うのではと思いさらに見ていると、どの家族も淡々と同じ作業をしています。私が目撃しただけでも数十家族が同じことをしていました。そしてゴミ袋を着用すると家族揃って颯爽と豪雨の中に出て行くのです。
頭と腕は濡れてもいいようです(笑)。
トコロ変われば…と言いますが、このゴミ袋文化、コロラド特有のものなのかどうか気になります。
勝手な考察ですが、以下「何故傘じゃないのか」という点において。
(アメリカ=車社会=傘不要、という構図とは別に)
コロラド → ロッキーマウンテン → 山歩きみんな大好き → 山歩きには傘は持って行かない → レインコートの流通が主流 → それでも雨の少ないコロラド(特に街中)では大げさすぎる → 似たようなところで且つお手軽な代用品としてゴミ袋に着眼 → 簡易雨具として定着
というような背景かもしれません。
考え過ぎでしょうか。。。