GMO、気になります
ボールダーで最近毎日耳にする言葉、それがGMO。
Genetically Modified Organism、日本語では遺伝子組み換え作物と呼ばれる除草剤耐性を備えたり(GMO第一世代)、栄養価が異常に高かったり(GMO第二世代)する強〜い作物達。
先日、ボールダーのダウンタウンで組換え食品反対派の人々のデモがあった。ボールダー屈指のナチュラルフードカンパニー「White Wave」の創業者スティーブ・ディモスやロハス界の大物スティーブン・ホフマンが先頭に立った。
アメリカは世界屈指のGMO大国。
国内で栽培される大豆の90%、コットンの70%、コーンの60%がなんとGMO作物だというから驚き。国内栽培の作物中約80%以上がGMO作物だというデータさえある。恐い数字です。まだ小麦については農務省でGMO使用が許可されていないが、これが通ればさらに大変なことに…。この国で遺伝子組み換えされていない食品を選ぶ方法はただ一つ、オーガニック認証食品を買うこと。
行政が管理するオープンスペースでオーガニック農業に従事する農家が多いボールダーですが、先日、他の商品との競争力が足りないという理由で困窮した6つの農家が郡にGMOビート(赤かぶ)の使用許可を求めたことからこのGMO議論がボールダーで吹き荒れる事になりました。
この議論の中心になっているGMOビートはアメリカのミズーリ州セントルイスに本社を持つ多国籍バイオ化学メーカー、モンサント社の開発した除草剤耐性に優れた「ラウンドアップレディー」と言う名の新種ビート。
でも、この会社、遺伝子組み換え植物の種の世界シェアが90%という地位と、そもそも自社製の除草剤「ラウンドアップ」に耐性をもつ遺伝子組み換え作物をセットで開発販売しているから、なんだかいやらしい。と思うのは私だけ?商売的にはパーフェクトなんでしょうけど…。
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(左:除草剤「ラウンドアップ」、右:「GMO作物ブランド、ラウンドアップレディのロゴ」)
デモで組換え食品反対派の人たちが訴えていたのは「GMOの多世代にわたる摂取による安全性が確認されていないから導入は時期尚早」だということ。なるほど、比較的新しいテクノロジーですから、まだ人間体内で長期的に及ぼす影響についてはデーターが無い訳です。マウスでいくら実験されてもやっぱり不安ですよね…。
注目の郡から農家への返答は8月24日になされるそうです。今後も経緯を見守りたいと思います。