1億円のボールに見る子育て論
7月9日、NYを代表するスーパースターとして長年野球界に君臨してきたデリック・ジーター選手が3,000本安打を達成、ニュースで大騒ぎでした。野球ファンならずとも注目しました。これで、メジャーリーグで3,000本安打を達成したのは28人になったそうです。
3,000本安打をホームランで飾った凄みもさることながら、私はそのボールの行方が気になってしかたありませんでした。こちらその時のテレビ画面を録画していた人がいます(ちゃんとした録画は著作権の問題か全て削除されていてこんなブレブレの画像しかありませんでした。なんだか男子たちの家飲み会の一幕のようです)。
父親と観戦していた26歳の若者がこの記念すべきホームランボールを見事キャッチ。
画面を撮影している人が思わず「うお〜、ミリオンドルの価値のあるボールだぜ〜!すげ〜!」みたいな奇声を発しておられます。
そう、このボール、1億円は下らないだろうというファン垂涎のボールなのです。
もし、自分が1億円のボールを手にしたら?
どうしましょー!?!?
きっと、まず「売って儲けよう」と考えてしまうかも。
しかし、この26歳の青年「このボールはデリック選手がもっているべきだ」とあっさりボールをデリック選手に返却してしまったそう。な、な、な、なんと清い心の持ち主か。
そして、私がしびれたのはこの青年のお父さんのコメント。
記者:「お父さんはボールの返却を思いとどまるように息子さんに説得しなかったんですか?」
父 :「18歳までは私の監督下で育てて来た。しかし、18歳以上になった彼は一人の独立した男性。彼の意思決定に口出しはしない」
と。
こんな風に子育てしたい〜、と思わされた一日でした。