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Archive for “自然”
まだらな紅葉
今年のボールダーは紅葉がいまいちでした。
こんなまだらな葉っぱをたくさん目にしました。
異常気象の一端ですね…
今年は松茸もあまり出なかったそうですし…
例年より夏場の雨が多かったのと気温が不安定だったのとが原因でしょうか、紅葉しきれずに立ち枯れしてしまっている木がたくさんありました。
紅葉しかけても染まりきれずに散ってしまったおかしな色の葉っぱが道につもって、枯れ葉ではなくまだ半分青いので、青汁のような匂いが漂ったりしてます。まるで町の木々が季節の異常さに混乱して「どうする?どうする?」と話あっている声が聞こえそうです。
毎年美しい紅葉が見れるのが当たり前だと思っていましたが、これからはそうも行かなくなる時代なのでしょうか。こんなに自然が多い土地に住んでいてもひしひしと脅威を感じます…
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アスペン出張
先週はお仕事で世界屈指のスキーリゾートとして名高いアスペンに行って来ました。
アスペンはただいま紅葉の季節の最終段階。黄金色に染まった山並みと雪がちらつくロマンチックな町並みを堪能して参りました。
今回のお仕事は共同通信社さんの取材をお手伝いするというのもの。
アスペンを愛したアメリカを代表するカントリーミュージックシンガー、ジョン・デンバーを忍ぶ「John Denver Week」というイベントの取材です。
コロラド州歌にもなっている「ロッキー・マウンテン・ハイ」、ジブリ映画『耳をすませば』の主題歌として使われた「カントリー・ロード」などはあまりにも有名ですよね。
今回の取材の様子は、後日全国の新聞紙面で配信されますのでどうぞお楽しみに!
(配信日詳細はまた追ってご報告いたします☆)
訳あってこれ以上今回の写真はご紹介できませんので以下ユーチューブの動画を…。この季節にぴったりの歌声ですね。胎教にも良いです☆
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青年部のみなさんと!
今年もコロラド州南部のクレストーンに拠点を置き自然農法の研究と普及活動をなさっているShumei International Institute青年部の方々の研修をお手伝いさせていただきました。(参加者は日本からの学生さん達です)
自然と調和しながらも豊かな暮らしを実現しているボールダー住人のライフスタイルを視察して今後に活かしていただこうという趣旨のツアーです。20歳前後の若く溌剌とした青年部のみなさんの目にボールダーの生活はどう写ったでしょう。
朝はボールダーの街が一望できるNCAR(アメリカ大気研究センター)でロッキーマウンテンの気象やボールダーのオープンスペースプログラムを学びながらのモーニングウォーク。
そしてボールダーといえば自転車生活。ダウンタウンで自転車をレンタルし、即席サイクリングチームを結成しちゃいました。
車の旅や観光旅行では見落としがちな地元の生活も、サイクリングならローカル目線で体験できます。
途中ホールフーズに立ち寄り、オーガニックなランチを買い出します。「$3.25/LBってどういうこと?!」「pomegranateって何味?」「あ〜この緑茶、お砂糖が入ってる〜」なんて、スーパーでの買い物もちょっとした英語の勉強になりますね。
こんなお天気の日はもちろんピニクックランチ。みなさん良い笑顔☆
午後もコロラド大学や地元のグリーンな企業を訪問し、一日中みなさん頑張りました。サムも若者に囲まれて嬉しそう。
みんな、またボールダーに遊びに来てね!ありがとう!
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ハンドメイドのお香
ホームレスの人からハンドメイドのお香を買った。
ボールダーには個性的なホームレスの人が多い。
(海賊の格好をしている人とか…)
中にはストリートの名物になっている人までいる。
しょっちゅうただお金を寄付して回ることはできないけど、自分で何かを作ったり、できる限りの努力している人たちのお役には立ちたいと思う。
だから、山に入って野生のセイジとラベンダーを摘んで来てお香を作っているというこのホームレスのおじさんには好感を抱いて協力した。ナチュラルで良い香りです。1週間くらい乾燥させてから燃やすと丁度いいだろうということです。楽しみ。
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涼しくなりました。
記録的な冷夏に見舞われたボールダー、夏の盛りは過ぎすっかり涼しくなりました。タダでさえ短くて貴重な夏が今年は特に儚く過ぎて行っています。今週以降の天気予報、もう90℉(32℃)を超える日が見当たりません。例年より過ごしやすいと喜んでいる方もいますね。
私はというと過ごしやすい夏だったにも関わらず、体調を崩してしばらく臥せっておりました。久しぶりのブログ更新です。リハビリ兼ねてセントラルパークまでお散歩に行くと、去り行く夏を惜しむかのような人出で賑わっていました。
これはボールダーの夏によく見かける光景。
頑丈なゴム製の浮き輪(チューブ)を小脇にかかえてみんなが向かう先はボールダークリークの上流。
あとはこうしてひたすら川を下ります。ボールダーの夏の風物詩、チュービング。結構恐そうです。
体験者に聞くと、水深が浅いので川底の岩に腕や足を擦ってしまうことがあるので要注意だそうです。普通の薄い素材でできた浮き輪ではパンクしそう…。
中には、友達同士連なって無茶をしている人も…。
やってみたいと思いつつ、まだ一度も挑戦したことがありませんが、近くで見るとずいぶんスリルがあります。あと、何と言っても水温が低い!みんなよく寒くないなと感心してしまいます。夏でもまるで雪解け水のようなので、気温が100°F(37℃)くらいに達したら気持ちが良いかも知れません。
チュービングの他にも、恐いもの知らずの若者たちがターザンごっこ(?)に興じていました。
気に吊るしたロープに勢いを付けて川に飛び込むと言うシンプルな遊び。
列が出来てる!
みなさんどうぞお怪我のないように(笑)。
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空飛ぶ宝石
バードフィーダーを設置したベランダ、あれから朝夕の涼しい時間帯になると必ずハミングバードが遊びにきてくれるようになりました。1秒間に80回も羽ばたいて空中に浮かびながらチュッチュとフィーダーの砂糖水を吸って、あっという間に飛び去ってしまうのでなかなか写真をとれずにいましたが、やっと激写成功。
小さくて可愛いんです。
空飛ぶ宝石というニックネームがついているそうです。
取り急ぎご報告まで☆
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ナバホ族にステイ:孫娘とお土産の巻
あっと言う間のステイが終わり、出発の朝。
スクイロルちゃんが「これあげる」とミス・ナバホの写真をくれた。
そう、美の基準もナバホでは特有の文化があるんですね。ふくよかさは富の象徴、そして何より女性の知性を尊ぶそうです。このミス・ナバホもナバホ語や歴史、伝統文化などに精通している才女なんだとか。勝手に外部のモノサシで測れない価値観がここにはあります。
そして、スクイロルちゃんのお母さんがくれたのはナバホ茶。
カモミールティに似た味のお茶で「寝る前に飲みなさい」といって手渡してくれた。なんだかとても特別なお茶に思えて「もともとはどんなスガタなんですか?」と聞くと「あ、これこれ」とあっさり地面を指差すお母さん。
黄色のお花を咲かせて敷地内に群生しているこの植物がこのお茶の正体でした。これを摘んで乾燥させて縛っておくとこうやって美味しいお茶になるそうです。
そして、思わず涙ぐんでしまった一幕。
「シツゥイ(孫娘よ)、これを持って帰りなさい」と一家の長グランマ・メイが手渡してくれたもの、ナバホジュエリー。
貴重なジュエリーを貰ったことよりも、グランマ・メイが私のことを「孫娘」と呼んでくれたことに涙が出てしまいました。
大事にします。
グランマ・メイ、またいつか帰って来るからね!
ありがとう!
「ナバホ族にステイ」、完。
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ナバホ族にステイ:コードトーカーの巻
ナバホの言葉は難解です。
その難解さ故、第二次世界大戦中のアメリカ軍ではナバホの人々がコードトーカー(部族語を駆使して指示を送る人)として活躍した。日本軍はとうとうこの暗号を解読することが出来ず敗戦に追い込まれたという話は有名ですよね。当時敵対した国の者同士、こうして今語り合っているのが不思議です。
「デジャナ」。
乗馬中、ポツリとつぶやくデロおじさん。
私 :「デジャナってどういう意味ですか?」
デロ:「緑と空と土のコントラストが美しい、という意味」
私 :「美しいという意味ですか?」
デロ:「単に美しいという言葉じゃないんだよ。ナバホ語はたくさんの意味を同時に持つ言葉なんだ。だから”デジャナ”と言えば、この一言に緑と空と土のコントラストが美しいという意味が全部含まれている。」
私 :「日本語と似てるかも…」
こうして、私もサムも滞在中にいくつかのナバホ語を教えてもらった。
意外だったのは「トモコの発音は非常にネイティブに近いね」とお褒めの言葉をいただいたこと。自慢ではありませんが、私は英語の発音さえママならず、人から褒められたことなどありません。ナバホ語に向いているとは!
10万人以上の母語話者を持つというナバホ語。
若い人は学校でナバホ語のクラスがあるらしいが、筆記は出来ても話せない人が増えて来ているらしい。中高年は逆に話せるが筆記が出来ないと言う現象に悩んでいるそうだ。また居留地から出て都会に暮らすナバホ族は英語が主言語となりナバホ語を忘れて行くそうだ。先住民の言葉としては最多の母語話者を持つナバホ語も絶滅の危機に瀕している。
ナバホの人はみな名前を3つ持っている。
一つは、英語名。かつて白人と交易する際、ナバホ名が難解過ぎて相手に通じず支障をきたし、各々英語名を作ったそうだ。
二つ目は、公のナバホ名。これは同族間で呼び合う名前。
三つ目は、秘密のナバホ名。これはかつて戦地に赴いて見事生きて帰った戦士に命名してもらう伝統的なナバホ名。このナバホ名はたとえ自分の家族と言えども明かしてはいけない秘密の名前なのです。この名前を使うのはたった一つの場面。シャーマンがその人の為に祈りを捧げる時に、名前を問うた時だけ、そっとシャーマンに明かすことができる。この秘密のナバホ名によってシャーマンは病気の治療法や未来進むべき道を指し示してくれるそうだ。
ナバホ語のハローは「Ya’at’eeh(ヤァッティ)」。
これ一つ覚えただけで随分場が和みました。
続く…
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ナバホ族にステイ:星から生まれた馬の巻
デロ:「日の出と日の入りの光明を見たかい?」
私 :「はい、みました」
デロ;「ナバホでは日の出の神と日の入りの神が日中と夜を交代で司っていて、それぞれの光明はその神の羽だと信じられているんだよ。美しいだろう」
神の羽の話とともに、早朝から馬の世話を始めるデロおじさん。
デロおじさんはナバホ自治区内6学区を統括するの教育委員会にお勤めでとっても物知りです。
デロ:「馬、乗れるでしょ?」
私 :「少しは…」
デロ:「じゃあ、ちょっと行こうか」
と唐突に馬に乗せてくれるので驚きました。
乗馬中、いろいろな言い伝えを聞かせてくれます。
デロ:「昔昔、3つの星が天から落ちて来て、馬の目と牙とたてがみになったんだよ。人間の良きパートナーとして天が授けてくれたんだ」
私 :「神聖な動物なんですね」
デロ;「そう、特別なパートナーだね。その証拠に、馬の蹄の後ろには神聖なアローヘッド(矢頭)が備わっているんだよ」
グイッと馬の足を持ち上げて見せてもらうと、本当にありました、アローヘッド。一瞬すぎて写真は撮れませんでしたが、こちらが参考写真。ちなみにナバホの馬は蹄鉄をつけないそうです。
サムも後から朝乗りに連れて行ってもらいました。
男同士の会話を楽しんだそうです。
続く…
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ナバホ族にステイ:女性ホーガンの巻
ユタ州のコロラド川沿いでのキャンプを楽しんだ後は、アリゾナ州まで南下してナバホ族の家庭に一晩だけステイさせてもらいました。
場所はアリゾナ州の「Navajo Nation ナバホネーション」。
Navajo Nation とはアリゾナ州を含む三つの州にまたがるアメリカ最大のリザベーション(保留地、黄色部分)。強い自治権を保有しています。
サム:「大の男でもリザベーション内では行動を慎むよ」
私 :「なんで?」
サム:「ここはアメリカの中にある独立国家のようなものだから。普段のアメリカの常識では測れないルールがあるからね。敬意と謙虚な心がないとダメだと思う。」
私 :「そっか〜」
サム:「教育制度にも治安にも全てナバホの掟があるんだと思うよ。だからアメリカの価値観を押し付けてはいなけないんだ」
私 :「そうね。郷に入れば郷に従えだね」
サム:「なにそれ」
私 :「…まあいいや…」
今回私たちを受入れてくれたのは、Wallace家のみなさん。
ナバホは伝統的に母系社会で、Wallace家の長も貫禄たっぷりのおばあちゃん、グランマ・メイ(前列中央赤いシャツ)。グランマ・メイは6人のお子さんがいて、それぞれのお子さんにも家族がいる。6家族全てのメンバーがグランマ・メイを頂点として同じ敷地内で仲良く暮らしている。写真は家族のホンの一部。
夏は高台の森の中、冬は平地の砂漠地帯、と季節に応じて何箇所かの拠点を移動しながら一年を過ごすそうだ。今回は森の中の拠点に泊めていただいた。森の中にはポツンポツンと建物(普通の平屋のようなもの)やトレーラーハウスが建っていて、家族毎にそれぞれの生活空間があるらしい。朝夕の食事はこんな風にみんなが外に集まって来て一緒に食べるのだそう。
この日の夜はナバホの伝統食、ナバホ・タコ。
メキシカンのタコスとは違い、フライドブレッドという揚げパンを使うのが特徴。野菜たっぷりで健康にもよさそうです。
私たちが泊めていただいたのはこのホーガンと言うナバホの伝統住居。
メイ:「このホーガンは新築の女性ホーガンだよ」
私 :「女性ホーガン?!」
メイ:「ナバホの世界では、森羅万象全てのものに男女の性が宿ると信じられているんだよ。これは女性ホーガン。妊娠周期と同じ数だけ柱があって(9本)、全体的に丸みを帯びた子宮のような建物だろう。今度来た時は男性ホーガンを見せて上げようね。おっと、入り口を入ったら必ず時計回りに歩くんだよ」
私 :「了解です」
私 :「みなさんはホーガンで寝泊まりしないんですか?」
メイ:「このホーガンは主に祭事や儀式に使っていて、大事なお客さんが来た時にだけ寝泊まりに使ってもらっているんだよ」
私 :「光栄です」
メイ:「神聖な場所だからきっと良い精霊達に囲まれてぐっすり眠れるよ」
私 :「わぁ〜」
メイ:「でも、ナバホギャングと呼ばれている荒くれ者どもがほっつき歩くこともあるから鍵だけはちゃんと掛けてね」
と、ちょっと恐いお話とともにグランマ・メイは自分のロッジに戻って行き、私たちはベッドの中へ。
電気もガスも水道もないけど、はい、それはもうぐっすり眠れました。森の中ということもあり、いつもより深〜い闇に包まれて。お母さんの子宮に入っている赤ちゃんってこういう気分なのかもしれません。闇を見つめていると本当に精霊が見えてくるような気がします。
女性ホーガンは丸に近い八角形で、床は砂が敷き詰められています。砂の上には羊の毛皮。この前まで敷地内で放牧されていた羊ちゃんだそうです。ありがたや。
そしてホーガンの中央にはストーブ。昔はこれがたき火だったそう。儀式の時はここで火をたくさん焚いてシャーマンを招いて精霊と会話をする。有名なナバホの行事で「スウェットロッジ」という女人禁制のセレモニーがあるらしい。閉めきったホーガン内でたき火をどんどん焚いてシャーマンを始めみんなが汗だくになって祈りを捧げる儀式だそうだ。次回この儀式へ招待してやる、とナバホの男性陣に誘ってもらったサムはとても嬉しそう。
グランマ・メイの孫娘、スクイロルちゃん(11歳、上集合写真の前列左から2人目)の成人式を来月このホーガンで執り行うそうだ。初潮を迎えた際の儀式で、スクイロルちゃんはこのホーガンから東に向かって息が続く限りずっと走るのだそう。今後会えたら儀式の感想を彼女に聞いてみようと思う。
ちなみに彼女は映画「Memories of Geisya ~ SAYURI」の大ファンだそうです。
スクイロル:「ドレスがすごく素敵。トモコも着たことある?」
私 :「きもの、って言うんだよ。今度持って来るね」
スクイロル:「じゃあ、次は私もナバホの伝統儀式で着る民族衣装を見せてあげる!」
と女同士の約束をしました。
ガールズトークは万国共通ですね☆
続く…
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